急増している男性のDV被害── 婚活でDV気質の女性を見抜くポイント
「DV(ドメスティック・バイオレンス)」という言葉を聞くと、多くの人が“男性から女性への暴力”を思い浮かべるかもしれません。
しかし近年、男性が被害者となるケースが急増しています。
警察庁のデータによると、男性からのDV被害相談件数は過去5年間で約1.5倍(1万9478件→2万8214件)に増加。
現在では、全体の約3割を男性からの相談が占めています。
見えにくいだけで、DVは「女性から男性」にも確実に起こっています。
そして婚活の現場でも、DV気質を持つ女性に出会う可能性はゼロではありません。
見えない暴力は、言葉から始まる
DVというと「殴る・蹴る」といった身体的な暴力を想像しがちですが、実際には言葉の暴力や精神的支配が中心になるケースが多いです。
たとえば、
「どうせあなたは何もできない」
「私の言う通りにしていればいい」
「あなたが悪いから私が怒るの」
こうした言葉を繰り返されるうちに、被害者は「自分が悪い」と思い込み、相手に支配されていきます。
やがて自尊心を失い、反論することもできなくなる――。
これは、身体的な暴力と同じくらい深刻な精神的DVです。
DV加害者は、「あなたのために言っている」「愛しているから」と正当化の言葉を使うことがあります。
しかし、その実態は“愛情”ではなく、“コントロール欲”。
「相手を変えようとする愛」には、支配の要素が潜んでいるのです。
「男女平等」を逆手に取るコントロール
近年は、「男女平等」「家事育児の分担」といった意識が社会に広まりました。
しかしその考え方を、相手を攻撃するための道具にしてしまう人も存在します。
たとえば──
・「男のくせに稼ぎが少ない」
・「家事も育児もしないなんてあり得ない」
・「私を怒らせるあなたが悪い」
こうした言葉は、一見“正論”のように聞こえますが、実は相手を責め立て、支配するための言葉です。
相手を否定し続け、「あなたが悪い」という構図を作ることで、心理的に優位に立とうとします。
婚活の段階でも、「理想のパートナー像」を押しつけてくる人には要注意。
「こうあるべき」「普通はこうでしょ」と価値観を断定するタイプは、結婚後に“正義”を振りかざす加害者に変わるリスクがあります。
DV気質の女性を見抜く3つのサイン
婚活では、最初から「DV気質の人」を見抜くのは難しいものです。
ですが、関係が深まる前に気づけるサインはあります。
①「支配」や「監視」を好むタイプ
・LINEの返信が遅れると不機嫌になる
・SNSの投稿内容を細かく確認してくる
・予定を全て知りたがる
こうした行動は「愛情」ではなく「支配欲」から来ています。
“あなたを管理したい人”は、結婚後にDVに発展する危険があります。
②「白黒思考」が強いタイプ
・自分が正しいと思い込む
・相手のミスを許せない
・感情の起伏が激しい
物事を“正しいか間違いか”でしか判断できない人は、他人をコントロールしようとしがちです。
恋愛中は情熱的に見えても、結婚後は「攻撃的な支配」に変わる可能性があります。
③「被害者ポジション」を取るタイプ
・「私ばっかり我慢してる」
・「あなたのせいでこうなった」
・「私を傷つけた責任を取って」
自分を常に「被害者」に置く人は、罪悪感を利用して相手をコントロールします。
特に優しい男性ほど、「自分が悪い」と思い込んでしまう傾向があります。
優しい男性ほど、危険な相手に狙われやすい
男性のDV被害の背景には、「優しさ」や「我慢強さ」があります。
相手の機嫌を損ねないように気を遣い、責められても反論せずに受け止めてしまう。
その性格が、結果的にDV加害者にとって“支配しやすい相手”になってしまうのです。
「自分が変わればうまくいく」
「相手のために我慢しよう」
――そう思った時点で、すでに支配の関係が始まっています。
本当の優しさとは、相手に従うことではなく、対等な関係を築こうとする姿勢です。
婚活でDV予備軍を避けるためのチェックポイント
婚活中にDV気質の相手を見抜くには、会話や態度の中にある“小さな違和感”を見逃さないことが大切です。
✅ 他人の悪口が多くないか
前の恋人・職場・友人などを頻繁に悪く言う人は、自己正当化が癖になっている可能性があります。
✅ 店員や年下への態度はどうか
立場が弱い人への接し方には、その人の本性が出ます。優しい人は誰にでも丁寧に接します。
✅ 感情が乱れたとき、どう対応するか
怒ったり不機嫌になったときに、暴言や沈黙で支配しようとする人は要注意です。
まとめ:支配ではなく、尊重で築ける関係を
DVは、女性だけの問題ではなく、男性にも起こりうる現実です。
婚活では、条件や見た目よりも「一緒にいて安心できる人」「対等に話せる人」を選びましょう。
本当に優しい人は、相手を支配しません。
そして、あなた自身も「我慢する優しさ」ではなく、「自分を大切にする優しさ」を持っていてください。
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