【2025年実施調査】収入が高いほど結婚したい?年収別データから見る「結婚意識」のリアル
はじめに
株式会社フォーイットが発表した「結婚意識」に関する調査(2025年11月実施/20歳~69歳の男女2,000人対象)は、非常に示唆に富む内容でした。https://maidonanews.jp/article/16313788?p=30454606
今回のテーマは
「収入と結婚意識の関係」です。
特に、年収別に見た「今後結婚したいか?」という回答の違いは、婚活の現場にいると非常に納得感のある結果でした。
少しデータを整理しながら、現実的に考察してみます。
年収が高いほど「結婚したい」と強く思う人は増える
まず「強く思う」という回答。
・年収500万円未満:7.0%
・年収500万~1,000万円未満:8.4%
・年収1,000万円以上:11.2%
きれいに右肩上がりです。
年収1,000万円以上になると、「強く結婚したい」と思う人の割合は約1.6倍。
これは偶然ではないでしょう。
収入が安定することで、
・将来設計が描きやすい
・家族を養える自信が持てる
・住宅 / 教育費などの不安が減る
といった心理的余裕が生まれます。
現代における「結婚は余裕の産物」という側面は、やはり否定できません。
逆に低年収層ほど「全く思わない」が増える
特に注目すべきはここです。
「全く思わない」と回答した割合。
・年収500万円未満:32.3%
・年収500万~1,000万円未満:14.9%
・年収1,000万円以上:10.1%
500万円未満では、3人に1人が「結婚したいと思わない」と回答。
この差はかなり大きい。
さらに「あまり思わない」も含めると、
・年収500万円未満:約49.3%
・年収500万~1,000万円未満:約25.6%
・年収1,000万円以上:約17.1%
収入が低いほど、結婚への消極姿勢が顕著です。
ここから見えるのは、
「結婚したくない」のではなく、
「結婚できるイメージが持てない」という可能性です。
すでに結婚している割合にも明確な差
「すでに結婚している」と回答した割合。
・年収500万円未満:26.1%
・年収500万~1,000万円未満:48.2%
・年収1,000万円以上:55.8%
年収1,000万円以上では過半数が既婚者。
収入と既婚率は、かなり強く相関しています。
これは婚活市場でも体感値として一致します。
ただし「できればしたい」は意外と差が小さい
興味深いのはここです。
「できればしたい」
・年収500万円未満:17.7%
・年収500万~1,000万円未満:17.9%
・年収1,000万円以上:15.9%
大きな差はありません。
つまり本音レベルでは、
「できれば結婚したい」
という気持ちは、収入帯に関係なく存在しているとも言えます。
問題は
“強く思えるかどうか”の差。
ここに経済的安心感が影響していると考えるのが自然です。
婚活視点での現実的な示唆
このデータから読み取れることはシンプルです。
✅ 収入が上がると結婚意欲は上がる傾向
✅ 低収入層は“諦め”が入りやすい
✅ ただし潜在的な結婚願望は消えていない
婚活ではよく、
「年収が低いから無理」
「お金がないから結婚は無理」
と自ら線を引く人がいます。
しかし実際には、
- 共働き前提
- 小規模婚
- フォトウェディング
- 結婚式なし
という選択肢も増えています。
結婚=高額消費という固定観念が
ハードルを上げている可能性もあります。
まとめ:収入は“ブレーキ”にも“後押し”にもなる
今回の調査は、
収入が結婚意識に影響していることを明確に示しました。
ただし、
「収入が低い=結婚したくない」
ではありません。
むしろ、
「収入が低い=自信を持ちにくい」
という構図が見えてきます。
結婚は経済イベントでもありますが、
同時にパートナーシップの問題でもあります。
収入だけで可能性を閉じるのは、少し早い。
現実を見ながら、
固定観念は少し軽くする。
それだけで、結婚への距離は変わるかもしれません。
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